2024年度 スローガン・理念・方針
2024年度 理事長所信
《はじめに》
私が(社)新居浜青年会議所に入会したのは、2012年のことでした。当時22歳だった私は、人脈を作りたい!という一心で入会を決めました。(社)新居浜青年会議所の初の平成生まれの入会ということで先輩方に驚かれましたが、知人もおらず、JCという組織や運動に対して無知でしたが、様々な会や事業に出席していくうちに、入会当初期待していた人との繋がりはもちろん、様々な考え方を学び、今日まで笑顔で取り組むことができました。私は、入会時から様々な役職を経験させていただきました。どの役職も大変だったと同時に多くの出会いや経験、学びがあり今日の私を形成する一部となっております。青年会議所はどんな団体か?「まちづくり団体」や「意識変革団体」等と言われますが、そのような側面はあると感じつつも、なかなか私なりの答えが出ずにいました。様々なファンクションに出席する中で、日本青年会議所の歴代会頭の「青年会議所はリーダー創出団体である」という定義を聞いたとき、私はその通りだと思いました。毎年(公社)新居浜青年会議所ではまちづくり事業や青少年事業をはじめ様々な事業を継続的に行っています。しかし、理事長や委員長をはじめ実行委員長やメンバー構成に至るまで、毎年必ず新しいリーダーや組織に生まれ変わります。2024年、(公社)新居浜青年会議所では多くのリーダーを創出します。それぞれのメンバーが新居浜を想いながら笑顔で一つずつ工夫を積み重ねて課題を乗り越えることで、しっかりと事業の構築と組織力を高めます。そして、(公社)新居浜青年会議所に関わっていただいたすべての方々を笑顔にする運動を展開します。
《すべてのメンバーが笑顔で取り組む会員拡大》
近年(公社)新居浜青年会議所では、多くの新入会員を迎え会員の拡大に成功しております。しかし、40歳で卒業を迎える青年会議所の組織の性質上、毎年安定的な会員の拡大をしていかなければいけません。2024年度も(公社)新居浜青年会議所では10名以上のメンバーが卒業されます。今年も全メンバーで会員拡大に取り組むとともに、次代を担う新たな会員が笑顔で運動に取り組める体制を構築していきます。
《学びと60周年を意識する魅力的な例会設営》
月に一度、全メンバーが集まる例会。日々忙しいメンバーが集まってくる例会はとても貴重な機会です。例会出席はメンバーの義務であると同時に、参加するメンバーにとって魅力ある例会にしなければいけません。全体での情報や意識の共有、メンバーのアウトプット能力向上はもちろんのこと、様々な学びをインプットする例会アワー。また、翌年に控える60周年式典を意識した細やかな例会設営等、学びの多い「月に一度の楽しみ」になるような例会運営をめざします。また、翌年に控える60周年式典を意識した細やかな例会設営等、学びの多い「月に一度の楽しみ」になるような例会運営をめざします。
《笑顔あふれるまちづくりの事業展開》
(公社)新居浜青年会議所の花形事業の一つとなるのがまちづくり事業です。新居浜市でも人口減少をはじめとする様々な地域課題を抱えております。今年度も地域課題を掘り下げて、課題解決にむけて工夫と配慮を積み重ね、まずは、メンバーが笑顔で取り組み、参加者や行政含むまちも笑顔にできる事業を展開します。
《未来を担う青少年と笑顔で成長できる事業展開》
青少年は未来の新居浜を創る原動力です。多くの学生は高校以降の進学の場合、新居浜から出て学ぶことになります。私は、未来を担う青少年がまた新居浜に帰ってきて住みたい。仕事がしたいと思える新居浜でありたいと考えます。まずは、ふるさとのことを考え、学びながら様々な体験をすることにより、地元愛を醸成し、多くの青少年に笑顔を創出する必要があります。また、我々(公社)新居浜青年会議所メンバーも指導するだけでなく、青少年と共に成長できる機会にすることが大切です。
《次世代を担う若手会員の育成》
(公社)新居浜青年会議所では、この数年間で多くのメンバーが入会と卒業で入れ替わりました。新型コロナウイルス感染症の影響で思うように活動できなかった時期もあり、経験の浅いメンバーも多くなっております。まずは、2025年の60周年に向けて研修や様々な交流、各ファンクションへの出席を通してメンバーの育成にも注力します。
《タイムリーな(公社)新居浜青年会議所の運動発信・広報》
(公社)新居浜青年会議所では毎年広報も活発に行われています。SNSやホームページ、広報誌かきぼうなど様々な媒体や事業で運動を発信することで、(公社)新居浜青年会議所をポジティブに知っていただくことが大切です。記事の鮮度を大切にして、2024年度はタイムリーな広報活動を目指して取り組みます。
《60周年に向けた準備・情報共有》
私は50周年を経験しましたが、当時、周年に懸ける先輩方の情熱は並々ならぬものがありました。今年度、翌年に60周年を控えていることもあり、様々な準備を始めると同時に、50周年時の資料や映像、他の周年事業や式典を見ながら学び、メンバー全員の意識を60周年に向けて高めていかなくてはいけません。記念式典や記念事業を想定した事業を行うことで設営力の向上や課題解決も行っていきます。そして、新居浜青年会議所を卒業されたシニアメンバーともしっかりと連携を取りながら60周年に向けて準備を進めていきます。
《メンバーの交流とシニアクラブとの連携強化》
この数年間で多くのメンバーが入会と卒業で入れ替わりました。昨年だけでも約30名の新入会員が入会し、現役メンバーでもお互いにまだまだ顔と名前が一致しないというメンバーも多いのではないでしょうか。現役メンバー同士の交流はもちろん、シニアクラブメンバーとの交流も大切にして、メンバーの一人ひとりの人脈を広げることに注力します。
《最後にスローガンに込めた思い》
青年会議所で活動・運動していれば、「このくらいでいいだろう」と思うことも多いです。そんな時、あと一個工夫してみよう。別の視点で考えてみよう。というように、笑顔で前向きな姿勢で、プラス1・・・プラス1と工夫や配慮を積み上げていくことで個人にとっても組織にとっても必ず良い結果につながると信じています。
創立59年にプラス1で60周年! そ~りゃ!笑顔で プラス1