公益社団法人 新居浜青年会議所 第53代理事長 篠原大蔵
*スローガン*
今こそ変革の時!~誰もが夢を語り合い、光り輝く未来へ~
*基本理念*
われわれの成長が所属する企業の成長につながり、その企業の成長が地域の成長につながる。「明るい豊かな社会」を実現し続けていくために、一人ひとりが当事者意識を持ち、夢を語り合い、光り輝く未来へ向けて全員が成長しよう。
*基本方針*
1. 共に夢を語り合える会員の拡大にメンバー全員で取り組む。
2. 地域にあふれる夢を発信し、魅力と活力にあふれる例会設営を行う。
3. このまちに夢を持ち未来あふれる青少年を、心に残る事業を通して育成する。
4. 参加する全ての人がこのまちの光り輝く未来を創造する事業を行う。
*所信*
≪はじめに≫
このJCという組織は人生を生き抜く力を得る為の修練の場であり、修練の一つとして社会へ奉仕し、奉仕を通じて友情が芽生えます。JCで得た友情は人生において多大な影響を及ぼし、自らの人生に彩を添えることになります。そしてその全てはどれだけ本人が本気で出来るかにかかっています。私はこのJCで本当に様々なことを学ばせていただき、心からこの団体に入ってよかった、この団体に入り本気で活動しそして2016年理事長の職をお預かりし、人生においてかけがえのない経験をさせていただいたからこそ人間として、企業人としてもここまで成長できたと思っております。このような思いを抱かせていただいた新居浜青年会議所に感謝すると共に、歴史を紡いで参ります。
≪『世のため、人のため』が、『己のため』≫
この組織の本当の素晴らしさはJCを通じて活躍したJayceeが卒業し巣立ってからも現役の時以上に本気で社会と向き合い、JCで身に付けた思想や哲学を軸としてたくさんの功績を残し続けていることです。その思想や哲学の一つに義利合一という精神があります。諸先輩方はみな世のため、人のためという義の為に運動を展開していったからこそ、己が磨かれていったのでありその相乗効果が多大なる成果を生んでいきました。我々も諸先輩方が築いてこられた歴史や伝統に感謝し、その精神を受け継いでいかなければなりません。
人としてこの時代に生を受け、この時代を担う青年経済人の一人として我々一人ひとりが成長していきましょう。我々の成長が企業を成長させ、地域を成長させていくのです。今、地域創生の機運が全国で広まっておりますが、その創生の中核を担うのはその地域の我々青年です。なぜ出来ないかを考えるのではなく、どうすれば出来るかを常に考えましょう。出来ない理由なんていくらでも出てきます。しかし旗幟鮮明たる我々青年は出来ない理由なんて考える必要はありません。出来る、出来ないではなく「やる」。我々が変わらなければ地域は変わらないという気概を持って青年会議所の運動を推進していきましょう。
≪夢・未来≫
夢を語り合う同志を増やしていきましょう。このまちをどうしていきたいか、と真剣に夢を語り合う同志は自分の人生においてもかけがえのない存在になります。入会してきた同志が「新友から親友へ」そして「親友から心友へ」そうなれるよう期待します。
近年、段々と例会出席率が低下しております。例会はJC活動の全ての基本であり、参加義務がありますが、例会に行かなければならないという意識が薄れているメンバーが目立ちます。まずは、メンバー全員が例会に行かなければいけないという意識を伝えていきましょう。そして同時にメンバーが例会に行きたいと思えるような魅力あふれる例会を運営、設営していきましょう。そしてこの素晴らしい組織を、夢や未来を地域の皆様に今よりさらに分かっていただけるべく、積極的な情報発信をしていきましょう。
今を生きる我々ですが、どんなに素晴らしい思いを持ち、どんなに素晴らしい事業をしてもその思いを引き継いでくれる青少年がいなければこの地域に未来はありません。青少年がこの地域を帰るべき故郷と思うだけではなく、夢を語りその夢を叶えるためにこの地域を盛り上げる。そのような熱い思いを持つ青少年を育成するべく参加してくれる青少年の記憶に残る事業を行いましょう。
そして我々と地域が大きな輪となれるように、共に考え、共に汗を流し、このまちを思い、この地域に暮らす全ての人が光り輝く未来を創造するまちづくり事業を行いましょう。愛するこのまちに活気と彩を与え続けるべく、このまちの素晴らしさを発信しましょう。
≪結びに≫
公益社団法人新居浜青年会議所は岐路に立っております。理事長経験者が再度理事長の職をお預かりする2018年、我々は変わらなければなりません。なぜJCに入会したのか、なぜJCをやっているのか、JCをすることで自分に何をもたらすのか、一つひとつに一人ひとりが真剣に考え本気で取り組む必要があります。一人ひとりが当事者意識を持ち53年間続くこの公益社団法人新居浜青年会議所の誇りを持つように、変革に取り組む一年にして参ります。